どうも、あずれあ(@Azurea9121)です。
AnkerのオーディオブランドからでているBluetoothイヤホン『Soundcore Life P2』。
巷では低価格&高音質のため、Amazonでは何週にもわたってランキング1位を取り続けていたバケモノイヤホン。
当然コスパに目がない私は秒でポチった。
Soundcore Life P2のレビュー記事もあるので、ぜひ読んでいただきたい。
しかし、使っていて唯一不満点がある。
そう『破裂音』だ。
外出中や自宅にいるとき、不意に音楽が途切れて「パンっ」と破裂音がなる。
あなたも経験したことはないだろうか?
正直めちゃくちゃビビる。
電車に乗っているときに、ビビって少し声をだしてしまって周りから視線を向けられたこともあった。
その経験から破裂音が鳴る原因を調べて、解決法を考えてみた。
破裂音に困っている人は、ぜひ参考にしてほしい。
破裂音の原因は電波干渉
ネットの記事や製造元のAnkerに問い合わせしたところ、どうやら電波干渉が原因らしい。
電波干渉とは、カンタンに説明すると、
イヤホンなどからでる電波同士がぶつかり、互いに悪い影響を与えること。
身近で経験しやすいのが、電子レンジとの電波干渉だ。
あなたは、こんな経験は無いだろうか?
電子レンジの稼働中、近くにスマホを持っていくと再生中のYouTubeが止まったり、Bluetoothイヤホンで音楽を聞きながら近づくと途切れたりと…
この途切れは電子レンジから発生した電磁波が、Wi-FiやBluetoothにぶつかり干渉することで、受信速度や機器に影響が与えているのだ。
あなたがBluetoothイヤホンを使っていて、破裂音が起こった場所を思い出してほしい。
・人が多い場所
・駅や電車の中
・まわりに電磁波を発する機械が多い場所
上記のような環境であれば、電波干渉が発生しやすくなる。
筆者はこれまでbluetoothイヤホンを5つ使ったが、破裂音は1回も聴いたことがなかった。
ふしぎに思い、詳しく調べてみた。
破裂音と対応コーデックの関係
詳しく調べた結果、対応コーデックが原因だとわかった。
コーデックとは簡単に説明すると、音のデータサイズを小さくする技術のこと。
Bluetoothイヤホンには、それぞれ対応するコーデックがありパッケージの裏面などに記載されているので見てみて欲しい。
Bluetoothイヤホンは、ペアリング先の端末から無線で音楽を飛ばすとき、音楽データを小さくしなければいけない。
理由は、無線で飛ばせるデータ量は限られているからだ。
なるべく小さくしないと遠くまで飛ばせないし、音質も低下してしまう。
1回音楽を小さいデータにしてからイヤホンに飛ばし、もとの大きさのデータにしてから再生するというのがBluetoothイヤホンの仕組みとなっている。
しかし、干渉によって転送中の音楽データが遅れたり、不安定になってしまう。
イヤホン側は遅れてきた分、グチャグチャで送られてきた分すべてを処理しないといけない。
すると、イヤホンは処理しきれない分が一気に流れ、破裂音として耳に届く。
この処理しきれないデータこそが破裂音の正体だったのだ。
解決方法①:電波干渉を避ける
どうすれば解決するのか?
いまのところ、干渉が少ない場所で使うしか破裂音を避けられない。
「そういう仕様だから。」
これで納得するしかないのだ。
電車内やホーム、人混み、通信機器や電化製品の近くでは使わないことを推奨する。
とくに、電車のホームではだいぶ強い電波が飛んでいるため、Bluetoothイヤホンの故障の原因にもなるので気をつけて欲しい。
解決方法②(?):コーデックを変える
音楽は途切れてしまうが、破裂音だけ避ける方法もある。
コーデックをSBC、AACへ変更することだ。
コーデックには大きく分けて3種類ある。
すべてのワイヤレス機器についているSBC、iPhoneなどのアップル製品に対応しているAAC、主にAndroid製品に使われているAptX。
音質は SBC < AAC < AptX で、この3つの中では『AptX』が一番高音質だ。
高音質なぶん、データ量も増えてきてしまう。
そこで、筆者が提案するのはグレードダウンという選択肢。
音質が低下させることで、破裂音を回避する。
破裂音はAptX特有の症状なので、コーデックを変えてしまえば破裂音とはオサラバできる。
SBCやAACに対応したBluetoothイヤホンに変えて対策しよう。
といっても、電波干渉はどのBluetoothイヤホンでも起こることは忘れてはいけない。
SBC、AAC対応のオススメのBluetoothイヤホンを貼ったので、もし良かったら試してみてほしい。
筆者愛用のBluetoothイヤホンはこちら。
ちなみにAnkerは問い合わせすると、初期不良品として新品と交換してくれた。
交換後は収まったようにみえたが、干渉が激しいところ(電車のホーム)では破裂音がした。
やはり、破裂音は故障や不良ではなく仕方のないことのようだ。
まとめ
この記事では、Bluetoothイヤホンの破裂音について解説した。
破裂音を避けるには、電波干渉が発生しやすい場所を避けること。
コーデックを落として、破裂音の対策方法を紹介した。
最近のワイヤレスイヤホンでは、対応コーデックにAptxが外されたりすることが多くなった。
おそらく破裂音が発生してしまい、機器の故障やクレームにつながるからだろう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。
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